骨格ストレートにプリーツスカートは似合うの?

結論、3つのコツを押さえれば似合わせられる!

骨格ストレートの方にプリーツスカートは似合わないという意見を見かけることがありますが、これは半分正解で半分間違いです。

確かに、何も考えずに選んでしまうと体型を拾いやすく、スタイルが悪く見えてしまいます...。
でも、選び方のコツさえ理解していれば、骨格ストレートの方でも十分に着こなせるアイテムなんです♪

重要なのは以下の3つの要素。
これらを適切に選ぶことで、骨格ストレートの方が抱える悩みを解決できます。

☑ 素材
☑ プリーツ幅
☑ 丈の長さ

骨格ストレートの体型的特徴をおさらい

骨格ストレートの方には、以下のような体型的特徴があります。

  • 上半身に厚みがあり、バストやヒップの位置が高め
  • メリハリのある体型で、筋肉がつきやすい
  • 首が短めで鎖骨があまり目立たない
  • 肩から腰までのラインがストレートに見える
  • 膝下は細くすっきりしている

全体的に立体感のある体型が特徴。
この立体感がプリーツスカート選びのポイントになるんです!

プリーツスカートで起きやすい3つの悩み

骨格ストレートの方がプリーツスカートを着用すると、特定の悩みが生じやすくなります。

悩み①太って見える

プリーツスカート特有のボリューム感が、もともと立体的な体型をさらに大きく見せてしまいます...。
特に横にボリュームが出るタイプのプリーツスカートは、上半身の厚みと相まって全体的に太った印象を与えてしまうんです。

悩み②厚みを拾ってしまう

骨格ストレートの方は体に厚みがあるため、プリーツの折り目が体のラインを拾いやすくなります。
細かいプリーツは特にこの傾向が強く、お腹周りや腰回りの厚みを強調してしまう原因に。

悩み③バランスが悪い

上半身に対して丈の長さが合っていないと、全体のバランスが崩れてしまいます。
短すぎると下半身が強調され、長すぎると重心が下がって野暮ったい印象になってしまうのです。

骨格ストレートに似合うプリーツスカートの選び方3つのコツ

コツ①落ち感素材で縦に流す【太って見える悩みを解決】

太って見える悩みを解決する鍵は、素材選びにあります!

ロングスカート 上品ロングプリーツスカート

ロングスカート 上品ロングプリーツスカート

¥5,940(税込)

骨格ストレートの方には、重力に沿って縦に落ちる「落ち感素材」が最適。
この素材を選ぶことで、体のラインを拾わずに縦のラインを作り出せます♪

おすすめ素材①ポリエステルツイル

ポリエステルツイルは、程よい落ち感としなやかさを兼ね備えた素材です。
綾織りの生地なので表面に光沢があり、上品な印象を与えてくれます。
また、しわになりにくく扱いやすいのも大きなメリット。

体に沿いすぎず、かといって広がりすぎない絶妙なバランスで、骨格ストレートの方の体型を美しく見せてくれますよ。

おすすめ素材②レーヨン

レーヨンは、絹のようなとろみと落ち感が特徴の素材です。
軽やかでドレープ性が高く、縦のラインを強調してくれます。
ただし、レーヨン100%だと柔らかすぎる場合もあるため、ポリエステルとの混紡素材を選ぶのがおすすめ♪

レーヨン混の素材は、程よい落ち感と扱いやすさを両立しているため、日常使いにも適しています。

避けたい素材

コットンやデニムなどのハリがある厚手生地は要注意...!これらの素材は体の厚みをそのまま拾ってしまい、さらに横への広がりを生み出してしまいます。
特に綿100%のプリーツスカートは、重さもあって下半身が重たく見えがちです。

コツ②太めプリーツで厚みを拾わない【厚み拾いの悩みを解決】

プリーツの幅選びは、体の厚みを拾わないための重要なポイント!

幅3〜4cmのプリーツがベスト

ロングスカート ウエストすっきり優美プリーツスカート

ロングスカート ウエストすっきり優美プリーツスカート

¥3,420(税込)

骨格ストレートの方には、幅3〜4cm程度の太めプリーツが最適です。
このくらいの幅があると、プリーツの折り目が体のラインを拾いにくくなります♪また、縦のラインが強調されるため、すっきりとした印象を作り出せるんです。

太めのプリーツは大人っぽく落ち着いた雰囲気も演出してくれますよ。

細かいプリーツが似合わない理由

幅1〜2cm程度の細かいプリーツは避けた方が無難です...。
細かいプリーツは折り目が多い分、体の凹凸を拾いやすく、お腹周りや腰回りの厚みを強調してしまいます。

特にアコーディオンプリーツのような極細のプリーツは、全体的にボリュームが出て太って見える原因に。

プリーツ幅の見分け方

ロングスカート 上品シルエット ロング丈プリーツスカート

ロングスカート 上品シルエット ロング丈プリーツスカート

¥3,420(税込)

プリーツの幅は、スカートを正面から見たときに確認できます。
プリーツ1つ分の幅を定規で測るか、手の指幅と比較してみてください。
人差し指と中指を揃えた幅(約3cm)を目安にすると分かりやすいですよ♪

コツ③ミディ丈で全体を整える【バランスの悩みを解決】

丈の長さは、全体のバランスを左右する最も重要な要素です!

ひざ下〜ふくらはぎ中間がベストバランス

骨格ストレートの方には、ひざ下からふくらはぎの中間あたりまでのミディ丈が最適♪この長さは、骨格ストレートの方の強みである「細くすっきりした膝下」を活かせる丈感なんです。

上半身の厚みとのバランスも取りやすく、全体のシルエットが美しく整います。
具体的には、膝から10〜20cm下あたりを目安にすると良いでしょう。

ミニ丈・マキシ丈が似合わない理由

膝上のミニ丈は、上半身の厚みとのバランスが悪く、下半身が貧弱に見えてしまいます...。
骨格ストレートの方は上半身にボリュームがあるため、ミニ丈だと重心が上に集中してしまうんです。

一方、くるぶしまであるようなマキシ丈は、下半身が重たく見えて野暮ったい印象に。

身長別の最適な丈感

身長によって最適な丈の長さは多少異なります。

  1. 155cm以下の方→ふくらはぎの一番太い部分より上
  2. 160cm前後の方→ふくらはぎの中間あたり
  3. 165cm以上の方→ふくらはぎの中間からやや下

ただし、くるぶしまである長さはどの身長でも避けた方が無難です。

骨格ストレートが避けた方がいいプリーツスカートの特徴

選び方のコツが分かったところで、逆に避けるべき特徴も押さえておきましょう!

ふんわり広がるボリュームタイプ

裾に向かって大きく広がるボリュームタイプのプリーツスカートは要注意です。
このタイプは横へのボリュームが強調されるため、骨格ストレートの方が着ると全体的に太って見えてしまいます...。

特にチュールが入っているようなふんわりしたデザインは、体型とのミスマッチが生じやすいんです。

ハリのある厚手素材(コットン、デニムなど)

綿やデニム素材のプリーツスカートは不向きです。
これらの素材は生地自体にハリがあるため、体の厚みを拾いやすく、さらにボリュームを加えてしまいます。

特にデニムプリーツは重さもあるため、下半身が重たく見える原因に。

細かすぎるプリーツ(アコーディオンプリーツなど)

幅1cm以下の細かいアコーディオンプリーツは避けましょう。
折り目が多いため、体の凹凸を拾いやすく、お腹周りや腰回りが目立ってしまいます...。

また、プリーツ自体が作り出すボリューム感で、全体的に膨張して見えてしまうのです。

ウエストゴムでたるみが出るデザイン

ウエスト部分がゴム仕様になっているプリーツスカートには注意が必要。
ゴムウエストは楽な反面、ウエスト周りにたるみが生じやすく、体の厚みを拾って太って見せてしまいます。

できればファスナーやホックでウエストを固定できるタイプを選びましょう♪

体型のお悩み別、着こなし術

上半身にボリュームがある場合

上半身のボリュームが気になる方は、トップス選びがポイントになります!

コンパクトなトップスでバランスを取る

上半身をすっきり見せるには、コンパクトなシルエットのトップスを合わせましょう。
ジャストサイズのカットソーやニットなら、体にフィットしすぎず、かといってダボつかない絶妙なバランスが作れます♪

袖はすっきりした細身のものを選ぶと、より洗練された印象に。

Vネックやシャツで縦ラインを強調

首元にVラインを作ることで、視線を縦に誘導できます。
Vネックのニットやカットソー、シャツを前開きにして着るなど、縦のラインを意識したトップスを選びましょう!

首元が詰まったデザインは、上半身の厚みを強調してしまうため不向きです。

下半身にボリュームがある場合

腰回りや太ももが気になる方は、視線をコントロールする工夫が必要です。

腰回りをカバーするトップスの選び方

腰回りをさりげなくカバーするなら、ヒップが隠れる程度の丈のトップスがおすすめ。
ただし、長すぎるとかえって太って見えるため、お尻の一番高い位置が隠れる程度に留めましょう♪

裾がストレートに落ちるデザインを選ぶと、すっきりとした印象になります。

視線を上に集める小物使い

アクセサリーや小物で視線を上半身に集めると、全体のバランスが良く見えます!

  • 首元にネックレスをつける
  • ストールを巻く
  • 明るい色のトップスを選ぶ
  • 耳元に揺れるピアスやイヤリング

視線が上に集まることで、下半身のボリュームが気にならなくなりますよ。

身長が低め(155cm以下)の場合

身長が低めの方は、丈の長さとバランスがより重要になります。

丈の長さで失敗しないコツ

ロングスカート 上品なミディ丈プリーツスカート

ロングスカート 上品なミディ丈プリーツスカート

¥3,960(税込)

155cm以下の方は、ふくらはぎの一番太い部分より上で丈が終わるように調整しましょう。
一番太い部分でスカートが終わってしまうと、そこに視線が集中して脚が短く見えてしまいます...。

膝下10〜15cm程度の丈を目安にすると、バランスが取りやすくなりますよ♪

ヒールとの合わせ方

ロングスカート 優美プリーツ ロングフレアスカート

ロングスカート 優美プリーツ ロングフレアスカート

¥5,260(税込)

身長が低めの方は、ヒールのある靴を合わせることでスタイルアップが叶います!5〜7cm程度のヒールがあると、脚長効果とともに全体のバランスも整います。

ヒールの色をスカートの色と合わせると、より脚が長く見える効果が得られるでしょう。

季節別コーディネートのコツ

春、軽やかさを出すトップスの合わせ方

春は、軽やかさを演出しながらもすっきりとしたシルエットを保ちましょう♪

薄手のニットやブラウスを合わせると、季節感を出しつつ骨格ストレートの方に似合うバランスが作れます。
色は明るめのベージュやライトグレー、パステルカラーなどを選ぶと春らしさが増しますよ。

カーディガンを羽織る場合は、腰丈程度のコンパクトなものを選ぶとバランス◎

夏、重く見えないコーディネートのコツ

夏は、暑苦しく見えないよう素材と色選びに気をつけましょう。

ツートーン切替プリーツロングスカート

ツートーン切替プリーツロングスカート

¥5,520(税込)

白やライトブルーなど涼しげな色のプリーツスカートを選ぶと、視覚的に軽やかな印象に!トップスはコンパクトなノースリーブやフレンチスリーブを合わせると、すっきり見えて暑苦しさもありません♪

ただし、露出が多すぎると体の厚みが目立つため、二の腕が気になる方は五分袖を選ぶのも良いでしょう。

秋、レイヤードで上級者見えする方法

秋は、レイヤードスタイルで奥行きを出しつつ、すっきり見せることができます。

プリーツスカートの上に、膝上丈のコートやジャケットを羽織ると、縦のラインが強調されてスタイルアップ効果が!インナーは薄手のタートルネックやシャツを選ぶと、季節感も出ます♪

重ね着する際は、全体のシルエットがIラインになるよう意識することが大切です。

冬、タイツ・ブーツとの相性とバランスの取り方

冬は、タイツとブーツの選び方でバランスが変わります。

タイツは黒やダークグレーなど暗めの色を選び、脚をすっきり見せましょう。
スカートとタイツの色を同系色にすると、縦のラインが強調されてより脚長効果が得られます♪

ブーツはショートブーツかミドル丈がおすすめ!ロングブーツだとスカートとの境界線が曖昧になり、バランスが取りにくくなります。
ヒールのあるブーツを選ぶと、さらにスタイルアップが叶いますよ。

トップス選びの正解

相性抜群のトップス

ジャストサイズのシャツ・ブラウス

ジャストサイズのシャツやブラウスは、骨格ストレートの方に最も似合うトップスです♪体にフィットしすぎず、適度なゆとりがあるサイズ感を選びましょう。

素材はコットンやポリエステルなど、ほどよいハリがあるものがおすすめ。
シャツの前を開けて縦のラインを作ったり、襟を立てて首元をすっきり見せたりすると、より洗練された印象になります。

すっきりしたニット

すっきりとしたシルエットのニットも、プリーツスカートとの相性◎!体のラインを拾いすぎないジャストサイズを選び、厚手すぎない素材を選ぶのがポイント。

リブ編みのニットなら、縦のラインが強調されるためより効果的です♪

タックインで着るとバランスが良くなる理由

トップスをタックインすることで、ウエストラインがはっきりして全体のメリハリが生まれます!骨格ストレートの方は、ウエスト位置を明確にすることでスタイルが良く見えるタイプなんです。

タックインする際は、前だけインして後ろは出すフロントタックインにすると、こなれた印象に♪

避けた方がいいトップスの特徴

プリーツスカートと合わせる際に避けたいトップスもチェックしておきましょう。

☑ オーバーサイズのトップス→全体的に太って見える
☑ ペプラムトップス→腰回りにボリュームを加える
☑ フリルやギャザーが多いデザイン→上半身の厚みを強調

シンプルですっきりとしたデザインを選ぶのが正解です!

プリーツスカート以外で骨格ストレートに似合うスカートは?

タイトスカート

ロングスカート ハイウエストプリーツミディスカート

ロングスカート ハイウエストプリーツミディスカート

¥4,260(税込)


骨格ストレートの方が最も得意とするのは、タイトスカートです♪

体のラインに沿ったIラインシルエットは、骨格ストレートの方の立体的な体型を美しく見せてくれます。
膝丈からミモレ丈の長さで、ストレッチの効いた素材を選ぶと、動きやすさと美しさを両立できるでしょう。

タイトスカートは、オフィスシーンからカジュアルまで幅広く活用できる万能アイテムです!

Aラインスカート

Aラインスカートも、選び方次第で骨格ストレートの方に似合います。

裾の広がりが控えめで、ハリのある素材を選ぶのがポイント。
広がりすぎるAラインは下半身が太って見えるため、緩やかなAラインを選びましょう♪

丈は膝丈からミモレ丈がベストです。

フレアスカート

フレアスカートは、骨格ストレートの方には注意が必要なアイテムです...。

裾に向かって大きく広がるシルエットは、下半身にボリュームを加えてしまい、全体のバランスが悪くなります。
どうしてもフレアスカートを着たい場合は、広がりが控えめで丈が短めのものを選び、トップスをコンパクトにまとめることでバランスを取りましょう。

よくある質問(FAQ)

骨格ストレートにプリーツスカートが似合わないのは本当?

選び方次第で十分に似合わせることができます!

落ち感のある素材、太めのプリーツ幅、ミディ丈という3つのポイントを押さえれば、骨格ストレートの方でもプリーツスカートを美しく着こなせますよ♪

色は何色を選べばいい?

骨格ストレートの方には、暗めの色や落ち着いた色がおすすめです。

  • ネイビー
  • チャコールグレー
  • ダークブラウン
  • ベージュ
  • カーキ

これらの色は、引き締め効果があり体型をすっきり見せてくれます。
パステルカラーや鮮やかな色は膨張して見えやすいため、トップスに取り入れる方が無難です。

オフィスでも着られるプリーツスカートの選び方は?

オフィスシーンでは、落ち着いた色とシンプルなデザインを選びましょう。

黒やネイビー、グレーなどの定番色で、光沢が控えめな素材がおすすめ。
丈はひざ下からふくらはぎの中間程度を選び、プリーツ幅は3〜4cm程度の太めを選ぶときちんと感が出ます♪

トップスはシャツやブラウスを合わせ、ジャケットを羽織るとよりフォーマルな印象になりますよ。

骨格診断を受けたことがないけど自分で判断できる?

いくつかのポイントをチェックすることで、ある程度の判断は可能です。

鏡の前に立ち、体の厚み、バストやヒップの位置の高さ、肩から腰までのラインを確認してみましょう。
上半身に厚みがあり、バストやヒップの位置が高く、肩から腰までがストレートに見える場合は、骨格ストレートの可能性が高いです!

ただし、正確な診断はプロに任せた方が良いでしょう。

まとめ、3つのコツで骨格ストレートでもプリーツスカートを楽しもう♪

骨格ストレートの方がプリーツスカートを美しく着こなすには、3つのコツを押さえることが大切です!

  1. 落ち感のある素材(ポリエステルツイルやレーヨン)で縦に流す
  2. 太めのプリーツ(幅3〜4cm)で体の厚みを拾わない
  3. ミディ丈(ひざ下〜ふくらはぎ中間)で全体のバランスを整える

この3つのポイントを意識するだけで、太って見える、厚みを拾う、バランスが悪いという悩みを解決できます♪

プリーツスカートは、骨格ストレートの方に似合わないアイテムではありません。
選び方とコーディネート次第で、あなたの魅力を引き出す素敵なアイテムになりますよ。

今回ご紹介したコツを参考に、ぜひプリーツスカートのおしゃれを楽しんでください!