ミモレ丈とミディ丈、結局何が違うの?

スカートやワンピースを選ぶとき、「ミモレ丈」と「ミディ丈」という表記をよく見かけますよね。
どちらも膝下の長さなのは分かるけど、具体的にどう違うの...?

結論からお伝えすると、指す長さが少し違います

ただし、ブランドや雑誌によって定義が曖昧なこともあり、混同されやすいのが実情です。
それぞれの特徴を見ていきましょう!

ミモレ丈の長さと特徴

ミモレ丈は、膝下からふくらはぎの中間あたりまでの長さ。
具体的には、膝下10〜20cm程度の位置です。

フランス語の「mi-mollet(ミ・モレ)」が語源で、「ふくらはぎの真ん中」という意味があります。

☑ やや長めの丈感
☑ 上品で落ち着いた印象
☑ きれいめコーデに最適

ミディ丈の長さと特徴

ミディ丈は、膝下からふくらはぎの手前くらいまでの長さです。
膝下5〜15cm程度の位置を指すことが多いでしょう。

「ミディアム(中間)」という意味の通り、膝丈とロング丈の中間に位置する丈なんです。

☑ ミモレ丈よりやや短め
☑ カジュアルにも着やすい
☑ 動きやすさも◎

2つの違いを分かりやすく比較

簡単に整理するとこんな感じです!

  • 膝丈 → 膝が隠れる程度
  • ミディ丈 → 膝下5〜15cm程度(ふくらはぎの手前)
  • ミモレ丈 → 膝下10〜20cm程度(ふくらはぎの中間)
  • マキシ丈 → 足首が隠れる程度

ミディ丈のほうがやや短く、ミモレ丈のほうがやや長めという関係性ですね。

ただし、この定義は絶対的なものではありません。
商品によって表記が異なる場合もあるので注意が必要です。

なぜ2つの呼び方があるの?

同じような長さなのに、なぜ呼び方が2つもあるのか気になりませんか?実は、それぞれの言葉には異なる背景があるんです。

ミモレ丈はフランス語由来

ミモレ丈は、フランス語の「mi-mollet」に由来しています。

1940年代のファッション界で使われ始め、エレガントな丈の長さとして定着しました。
ファッション用語としての歴史が長く、特にフェミニンなアイテムによく使われます。

ミディ丈は日本で広まった呼び方

一方、ミディ丈は日本のファッション業界で広く使われるようになった呼び方です。
「ミディアム丈」を略した言葉で、分かりやすさが受け入れられました。

カジュアルなアイテムにも使いやすく、幅広い世代に馴染んでいるのが特徴です♪

他の丈の長さも押さえておこう

ミモレ丈とミディ丈以外にも、様々な丈の呼び方があります。
全体像を把握しておくと、アイテム選びがもっとスムーズになりますよ。

短めの丈

  • ミニ丈 → 膝上10cm以上
  • 膝上丈 → 膝上5〜10cm程度
  • 膝丈 → 膝が隠れる程度

オフィスカジュアルでも使いやすいのは膝丈です。

長めの丈

  • マキシ丈 → 足首が隠れる程度
  • ロング丈 → マキシ丈と同じような意味

リラックス感があり、近年人気の高い丈感ですね。

身長別に見るミモレ丈・ミディ丈の印象

同じ丈でも、身長によって印象は大きく変わります!自分の身長に合わせて選ぶことが大切です。

低身長さん(150cm前後)

低身長さんがミモレ丈を着ると、丈が長すぎて重たく見えることも...。
ミディ丈のほうがバランスよく着こなせる場合が多いでしょう。

ただし、ヒールのある靴を合わせれば、ミモレ丈でもすっきり着られますよ♪

平均身長さん(158cm前後)

平均身長の方は、ミディ丈もミモレ丈もバランスよく着こなせます

好みのスタイルや、その日のコーディネートに合わせて選ぶとよいでしょう。
どちらの丈も選択肢に入るため、自由度が高いのが嬉しいポイントです!

高身長さん(165cm以上)

高身長さんは、ミモレ丈がちょうどよい長さに感じることが多いです。
ミディ丈だと、やや短めに見える場合があります。

長めの丈のほうが、スタイルアップ効果も期待できますよ。

どっちを選べばいい?丈選びの基準

ミディ丈とミモレ丈、どちらを選ぶか迷ったときの判断基準をご紹介します。

脚の見え方で選ぶ

脚をすっきり見せたいなら、ふくらはぎの一番太い部分が隠れる長さを選びましょう。
ミモレ丈のほうが、脚の太さをカバーしやすい傾向があります。

逆に、脚を長く見せたい場合は、ミディ丈で適度に肌を見せるのも効果的です♪

着るシーンで選ぶ

  1. きちんとした場面 → ミモレ丈(上品な印象)
  2. カジュアルな場面 → ミディ丈(動きやすくこなれ感も◎)

シーンに応じて使い分けるのがおすすめです!

季節で選ぶ

  • 春夏 → 軽やかな印象のミディ丈が人気
  • 秋冬 → 落ち着いた雰囲気のミモレ丈が季節感にマッチ

ただし、個人の好みや流行も関係するため、絶対的なルールではありません。

ミモレ丈・ミディ丈が似合わないと感じたら

「膝下丈が似合わない...」と感じる方もいるかもしれません。
でも大丈夫!いくつかのポイントを見直すと、印象がガラッと変わりますよ。

バランスが悪く見える原因

丈が似合わないと感じる主な原因は、全体のバランスです。

トップスがゆったりしすぎていたり、靴の選び方が合っていなかったりすると、スタイルが悪く見えることがあります。

トップスの選び方で変わる

膝下丈のボトムスには、コンパクトなトップスを合わせるとバランスが取りやすいです。

ウエストインするだけでも、印象が大きく変わりますよ♪トップスとボトムスのバランスを意識してみましょう。

靴の種類で調整する

☑ ヒールのある靴 → 脚長効果が生まれる
☑ スニーカーやフラットシューズ → やや短めのミディ丈がバランス良し

靴の高さで丈の印象を微調整できるんです。

スカート以外のミモレ丈・ミディ丈アイテム

ミモレ丈とミディ丈は、スカート以外のアイテムにも使われる表現です。

ワンピース

ワンピースでも、膝下の長さを「ミディ丈」や「ミモレ丈」と表記します。
一枚で着られるワンピースは、丈の長さで印象が大きく変わります。

試着してバランスを確認するのがベストですね!

コート

コートの丈にも使われます。
コートの場合は、中に着る服とのバランスも考える必要がありますよ。

長めの丈は防寒性も高く、冬場に重宝します♪

ネット通販で失敗しない選び方

ネット通販では試着ができないため、丈選びに不安を感じる方も多いはず...。
いくつかのポイントを押さえれば、失敗を減らせます!

商品ページで確認すべきこと

  1. 着丈の実寸を必ずチェック
  2. サイズ表や詳細な寸法をしっかり読む
  3. モデルの身長と着用サイズを参考にする

「ミディ丈」「ミモレ丈」という表記だけでは、正確な長さが分かりません。

自分の身長で計算してみる

自分の身長で、着丈が体のどの位置にくるか計算してみてください。
手持ちのアイテムの着丈を測って比較すると、イメージしやすくなりますよ。

具体的な数値で判断することが重要です!

返品・交換しやすいサイトを選ぶ

初めて購入するアイテムは、返品や交換がしやすいサイトを選ぶと安心です。

返品無料や長めの返品期間があると、気軽に試せます。
レビューで丈感についてのコメントがあれば、ぜひ参考にしましょう♪

よくある質問

ミモレ丈とミディ丈、どちらが流行ってる?

流行は年によって変わりますが、近年はどちらも人気があります。

ミディ丈はカジュアルに着やすく、ミモレ丈はきれいめに着られるため、好みで選んで問題ありません。
流行よりも、自分に似合う丈を選ぶことが大切です!

太って見えるのはどっち?

ふくらはぎの一番太い部分が見える長さだと、太く見えることがあります。

ミモレ丈でふくらはぎをしっかり隠すか、ミディ丈で適度に肌を見せるほうが、すっきり見えるでしょう。
体型によって似合う丈は異なりますよ。

カジュアルに着やすいのは?

ミディ丈です!

丈が短めなので、スニーカーやフラットシューズとも合わせやすく、動きやすさもあります。
普段使いしやすい丈をお探しなら、ミディ丈がおすすめです♪

まとめ

ミモレ丈とミディ丈は、どちらも膝下の長さを指しますが、微妙に長さが異なります。

  • ミディ丈 → 膝下5〜15cm程度
  • ミモレ丈 → 膝下10〜20cm程度

身長や体型、着るシーンに合わせて選ぶことで、より自分に似合う丈が見つかるはずです。

商品を選ぶ際は、実寸を確認して、自分の身長でどの位置にくるか計算してみてくださいね。
この記事を参考に、お気に入りの一着を見つけましょう!