お尻が目立ちにくいロングスカートの特徴

ロングスカートなら何でもお尻をカバーできる...というわけではありません。

形や素材、色柄によって、隠せるものと隠せないものがあります。

まずは基本の3つのポイントを押さえましょう!

腰回りにゆとりがあるシルエットを選ぶ

お尻のラインを拾わないためには、腰回りに適度なゆとりがあることが大切です。

体にフィットしすぎると、どうしてもヒップラインが出てしまいます。

かといってダボダボすぎると、野暮ったく見えたり逆に太って見えることも...。

☑ 腰から裾にかけて自然に広がるAライン
☑ ふんわりとしたフレアシルエット

ロングスカート 格子柄ティアードマキシスカート

ロングスカート 格子柄ティアードマキシスカート

¥3,640(税込)


この2つなら、お尻周りを自然にカバーできます♪

適度な張りと厚みのある素材が理想的

実は、素材選びはシルエット以上に重要なポイントです。

薄くて柔らかい生地は体のラインを拾いやすく、お尻の形がそのまま透けて見えてしまいます。

おすすめの素材

  • コットン
  • リネン
  • ポリエステル混紡

程よい張りと厚みのある素材を選びましょう。

特にストレッチ素材のニットスカートは要注意!

伸縮性があるぶん体にフィットしすぎることがあるので、鏡で横から見たときのシルエットを必ず確認してくださいね。

柄や色で視線をコントロールする

無地の暗い色を選べば安心、というわけでもありません。

確かに黒やネイビーは引き締まって見えますが、お尻部分に視線が集中することもあります。

視線を分散させる柄

  • 小さめの柄
  • 縦のストライプ
  • グラデーション

また、明るい色でも素材がしっかりしていれば、むしろ軽やかで太って見えない場合も。

色よりも、素材と形を優先して選ぶほうが失敗しにくいでしょう。


体型別|お尻を自然にカバーできるロングスカートの形

自分の体型に合った形を知ることで、より自然に体型カバーができます♪

洋梨型体型にはAラインとフレアスカート

下半身にボリュームがある洋梨型体型の方におすすめなのが、腰から裾に向かって広がるAラインです。

☑ 腰回りをすっぽり覆う
☑ 裾に向かって自然に広がる
☑ 女性らしいシルエット

格子柄ゆったりフレアロングスカート

格子柄ゆったりフレアロングスカート

¥4,140(税込)


フレアスカートも同様に、お尻から太ももにかけてのラインを拾いません。

ウエストがゴムではなく、ベルトやリボンで調整できるデザインなら、よりスタイルアップして見えますよ。

下半身全体が気になる人はティアードスカート

お尻だけでなく、太ももや足全体が気になる場合はティアードスカートが使いやすいでしょう。

段になったデザインは視線を分散させ、体のラインを拾いにくい構造になっています。

ふんわりとしたボリュームがあるため、下半身全体をカバーしながら、カジュアルで可愛らしい雰囲気も出せます。

ただし段数が多すぎるとボリュームが出すぎるので、2〜3段程度のものが扱いやすいですよ♪

ヒップラインだけ隠したい人はセミフレアスカート

お尻は気になるけれど、足はすっきり見せたい...そんな方にはセミフレアスカートが向いています。

腰回りは少しゆとりがあり、膝下からはストンと落ちるシルエットです。

フレアほど広がらないため、大人っぽくきれいめな印象に。

膝下の長さがポイントで、ふくらはぎの一番細い部分で裾が終わると、足がすっきり見えます。


逆効果になるロングスカートの選び方

良かれと思って選んだスカートが、かえってお尻を目立たせてしまうことも...!

避けたほうがいいポイントを知っておきましょう。

タイトすぎるとお尻のラインが強調される

「体にフィットするほうが細く見える」と思いがちですが、これは上半身の話です。

タイトなロングスカートは、お尻の丸みや大きさをそのまま強調してしまいます。

特にニット素材のタイトスカートは、伸縮性があるぶん体のラインがくっきり出ます。

お尻をカバーしたいなら、ある程度のゆとりがある形を選ぶほうが無難です。

ペラペラの薄い生地は体のラインを拾う

軽やかで涼しげな薄い素材は魅力的ですが、お尻カバーには不向きです。

レーヨンやシフォンなどの薄手の生地は、風が吹いたり動いたりすると体に張り付きます。

静止しているときは大丈夫でも、歩いているときにヒップラインが出てしまうことも。

春夏でも、コットンやリネン混紡など、ある程度の厚みと張りがある素材を選びましょう。

丈が中途半端だと太って見えることも

ロングスカートといっても、丈の長さはさまざまです。

ふくらはぎの太い部分で裾が終わると、その部分が強調されて足が太く見えることがあります。

また、足首が完全に隠れる超ロング丈は、身長が低い人だと重たく見えがちです。

ベストな丈感

  • ふくらはぎの一番細い部分
  • 足首が少し見える程度

流れるような優雅なフレアロングスカート

流れるような優雅なフレアロングスカート

¥4,600(税込)


この2つがバランスがとりやすいですよ♪


お尻を隠しながら細く見せるコーディネート術

ロングスカート選びだけでなく、着こなし方も重要です。

トップスとのバランスや小物使いで、さらにスタイルアップできます!

ロングスカート チェック柄ロングフレアスカート

ロングスカート チェック柄ロングフレアスカート

¥3,460(税込)

トップスはコンパクトにまとめる

ボリュームのあるロングスカートを履くときは、トップスをコンパクトにするのが鉄則です。

上下ともにゆったりしていると、全体的にぼんやりした印象になってしまいます。

☑ 体にほどよくフィットしたトップス
☑ ウエストインできるデザイン

オーバーサイズのトップスを着たい場合は、前だけインするか、ベルトでウエストマークすると、メリハリが出ます。

滑らか素材のミモレ丈フレアロングスカート

滑らか素材のミモレ丈フレアロングスカート

¥2,620(税込)

ウエスト位置を高く見せる着こなし

ウエストの位置が高く見えると、足が長く見え、全体のバランスが良くなります。

ハイウエストのロングスカートを選ぶか、トップスをインしてウエスト位置を強調しましょう。

ベルトやリボンでアクセントをつけるのも効果的です。

ウエストゴムのスカートでも、上からベルトを巻くだけで印象が変わりますよ♪

縦のラインを意識した小物使い

視線を縦に誘導すると、すっきりした印象になります。

縦ラインを作る小物

  • ロングネックレス
  • 縦長のバッグ
  • 細めのストール

優美なシルエット フレアロングスカート

優美なシルエット フレアロングスカート

¥4,980(税込)


靴も、足首が見えるパンプスやサンダルのほうが、足元が重たく見えません。

スニーカーを合わせるなら、ローカットタイプがおすすめです。


身長別|バランスよく着こなすポイント

同じロングスカートでも、身長によって似合う丈やバランスが変わってきます。

低身長さんは丈感とウエスト位置が重要

身長が低い場合、ロング丈は扱いが難しいと感じるかもしれません。

ポイントは、足首が少し見える程度の丈を選ぶことです。

床すれすれの丈だと、足が完全に隠れて身長が縮んで見えます。

また、ウエスト位置を高く見せることで、足を長く見せる効果があります。

☑ ハイウエストデザインを選ぶ
☑ トップスをウエストインする

この2つを意識しましょう♪

高身長さんはボリューム配分で調整する

身長が高い人は、ロングスカートが似合いやすい体型です。

ただし、スカートのボリュームが少なすぎると、足の長さばかりが目立ってバランスが悪く見えることも。

ティアードやギャザーなど、適度にボリュームがあるデザインを選ぶとバランスがとりやすくなります。

トップスは、コンパクトすぎるよりも、ほどよくゆとりのあるサイズ感がおすすめです。


季節ごとの素材選びとレイヤードのコツ

季節によって適した素材や着こなし方が変わります。

春夏は軽やかな素材でも形のあるものを

暑い季節は、涼しげな素材を選びたくなりますよね。

ただし、薄すぎる生地は体のラインを拾いやすいため注意が必要です。

春夏におすすめの素材

  • コットン
  • リネン混紡

通気性がありながらも張りのある素材を選びましょう。

白や淡い色でも、素材がしっかりしていれば透け感を気にせず着られます♪

秋冬は重ね着で体型カバーとおしゃれを両立

寒い季節は、レイヤードを楽しみながら体型カバーもできます。

ロングスカートの上にロングカーディガンやコートを羽織ると、縦のラインが強調されてすっきり見えます。

タイツやレギンスを合わせる場合は、黒やダークカラーで統一すると、足元が引き締まります。

厚手の素材は体型を拾いにくいので、秋冬はより体型カバーがしやすい季節といえますね。


こんな場面で使いやすい|シーン別おすすめの形

ロングスカートは、どんな場面で着るかによっても選び方が変わります。

普段使いにはカジュアルなコットン素材

日常的に着るなら、扱いやすいコットン素材のロングスカートが便利です。

洗濯機で洗えて、シワになりにくいものを選ぶと手入れが楽になります。

デニムやチノ素材のロングスカートは、カジュアルながらもきちんと感があり、幅広いシーンで使えます。

Tシャツやスニーカーと合わせても、だらしなく見えませんよ♪

オフィスにはきれいめシルエット

仕事で着る場合は、きれいめなシルエットを意識しましょう。

セミフレアやAラインで、膝下丈のものが使いやすいでしょう。

素材は、シワになりにくいポリエステル混紡や、上品な光沢があるものがおすすめです。

☑ 黒
☑ ネイビー
☑ ベージュ

落ち着いた色を選ぶと、どんなトップスとも合わせやすくなります。

お出かけ用には揺れ感のあるデザイン

休日のお出かけには、少し華やかなデザインを選んでみましょう。

プリーツやティアードなど、動くたびに揺れるデザインは女性らしく、気分も上がります!

明るい色や柄物にも挑戦しやすいシーンです。

サンダルやパンプスを合わせて、足元を軽やかに見せるとバランスが良くなります。


よくある悩みと解決策

実際にロングスカートを着てみると、思いがけない悩みが出てくることも。

よくある悩みとその対処法をご紹介します。

ロングスkaートを履くと太って見える

ロングスカートで太って見える原因は、主に3つです。

  1. スカート自体のボリュームが多すぎる
  2. トップスとのバランスが悪い
  3. 丈が合っていない

まずはスカートの形を見直し、トップスをコンパクトにしてみましょう。

それでも解決しない場合は、丈を少し短めに調整するか、違うシルエットを試してみてください。

歩くとスカートがまとわりつく

薄い素材や、裏地がないスカートに多い悩みです。

静電気が原因の場合は、静電気防止スプレーを使うと改善します。

素材が原因の場合は、ペチコートやスリップを中に履くと、足にまとわりつきにくくなります。

また、タイトすぎるシルエットも、歩きにくさの原因になりますよ。

座ったときにお尻の形が出てしまう

立っているときは大丈夫でも、座るとお尻の形が出てしまうことがあります。

これは素材の問題が大きいでしょう。

薄い生地や伸縮性のある素材だと、座ったときに体のラインを拾いやすくなります。

対策方法

  • 厚手の素材を選ぶ
  • ペチコートを履く
  • 少しゆとりのあるサイズを選ぶ

この3つで改善できます♪


まとめ|自分に合ったロングスカートで快適におしゃれを楽しむ

お尻を隠すロングスカート選びは、形・素材・着こなし方の3つがポイントです。

☑ 腰回りにゆとりがあり、適度な張りのある素材を選ぶ
☑ 体型に合ったシルエットを見つける
☑ トップスとのバランスを意識する

これらを押さえれば、体型カバーをしながらおしゃれを楽しめます。

「お尻が気になるから」と選択肢を狭める必要はありません。

自分に合ったロングスカートを見つけて、快適に過ごしましょう♪