50代で上品に見える人の共通点

街で見かける素敵な50代女性には、いくつかの共通点があります。

☑ 服装全体にまとまり感がある
派手さはないけれど、どこか洗練されて見える。
それは服のデザインや色が調和していて、バランスが取れているからです。

☑ 身の丈に合った装いをしている
無理に若く見せようとせず、今の自分を肯定した上で服を選んでいます。

☑ 清潔感がある
高価な服でなくても、しわや毛玉がなく、きちんと手入れされた服を着ています。

この3つが揃うと、自然と上品な印象が生まれます!


上品な印象を作る3つのポイント

① 清潔感のある身だしなみ

上品さの土台になるのが清潔感です。

どんなに素敵な服を着ていても、しわだらけだったり毛玉がついていたりすると台無しに...

チェックしたいポイント

  • しわや毛玉はないか
  • 襟や袖口が黄ばんでいないか
  • 服全体がくたびれていないか

洗濯やアイロンがけといった基本的なケアを大切にしましょう。

髪や肌の手入れも同じくらい重要です♪

② 体型に合ったサイズ選び

50代になると体型が変化するのは自然なこと。

でも、それを隠そうとして大きめの服ばかり着ると、かえって老けて見えてしまいます。

大切なのは、今の体型にきちんと合ったサイズを選ぶこと

肩幅や袖丈、着丈が体に合っていると、それだけで見た目がすっきりします。

ぴったりすぎる必要はありませんが、だぶだぶでもない。

適度なゆとりのあるサイズ感が、上品な印象を作ります。

③ シンプルで質感の良い素材

派手な柄物や装飾の多い服より、シンプルなデザインのほうが上品に見えやすいもの。

特に注目したいのが素材の質感です。

安価でもきれいな光沢があるものや、手触りの良い生地を選ぶと、見た目の印象がぐっと上がります。

避けたい素材

  • ペラペラの薄い生地
  • 化繊特有のテカリが強い素材

綿や麻、ウールなど天然素材に近い質感のものがおすすめです♪


避けたほうがいい「老けて見える」ファッション

体のラインを隠しすぎる服装

体型が気になるからと、ゆったりした服ばかり選んでいませんか?

確かに体型カバーは大切ですが、全身を覆い隠すような服装は逆効果になります。

メリハリがなくなり、全体がぼんやりした印象になってしまうからです。

ポイント
どこか1箇所でいいので、すっきり見える部分を作りましょう。

たとえば、トップスがゆったりしているなら、ボトムスは細身にする。

この「引き算」の考え方が、バランスの良い着こなしを作ります!

色あせた・くたびれた印象の服

長年着ている服は愛着がありますが、色あせや生地のくたびれ感は見た目を大きく損ないます。

こんな服は要注意

  • 黒い服が色あせてグレーっぽくなっている
  • 白い服が黄ばんでいる
  • 生地がテカテカしている

お気に入りの服でも、こうなったら処分を検討する時期です。

新しい服を買う余裕がなくても、手持ちの服を厳選して、状態の良いものだけを着るようにしましょう。

少ない枚数でも、きれいな状態の服を着ているほうがずっと上品に見えます♪

若い世代と同じトレンドアイテム

流行を取り入れるのは悪いことではありません。

でも、10代や20代向けのトレンドをそのまま取り入れると、違和感が出やすくなります。

たとえば...

  • 極端に短いスカート
  • 露出の多いトップス
  • 派手すぎる柄物

若い世代には似合っても、50代が着ると「若作り」に見えてしまうことも。

トレンドを取り入れるなら、色や小物で取り入れるのがおすすめです!
ベースはベーシックなアイテムにして、さりげなく今っぽさを加える程度にしましょう。


上品に見せる色の選び方

50代の肌に似合う色って?

年齢を重ねると、肌の色も変化します。

若い頃に似合っていた色が、今は顔色を悪く見せることも...

50代に似合いやすい色

  • くすみ感のある落ち着いた色
  • 真っ白より生成り色
  • 真っ黒よりチャコールグレー

明るい色を着たいときは、顔から離れたボトムスに取り入れると失敗が少ないです。

鏡を見て、顔色が明るく見える色を選びましょう♪

全身の色は3色までに抑える

上品な着こなしの基本は、色数を抑えること。

全身で使う色は3色までにすると、まとまりやすくなります。

OK例
ベージュのパンツ + 白いブラウス + 紺のカーディガン

これなら色数が3色で、落ち着いた印象になります。

色数が多すぎると、ごちゃごちゃした印象になりがち。

シンプルな配色を心がけるだけで、ぐっと洗練されて見えます!

ベーシックカラーを味方につける

ベーシックカラーとは、白・黒・グレー・紺・ベージュなどの定番色のこと。

これらを中心にコーディネートを組むと、失敗が少なくなります。

相性の良い組み合わせ

  • グレー × 白
  • 紺 × ベージュ
  • 黒 × 白

差し色を加えたいときは、小物で取り入れましょう。

バッグやスカーフに明るい色を持ってくると、地味になりすぎず、でも派手すぎない仕上がりに♪


体型カバーと上品さを両立するテクニック

気になる二の腕をすっきり見せる袖選び

二の腕が気になるからと、いつも長袖ばかり着ていませんか?

実は、袖の長さや形を工夫するだけで、二の腕はすっきり見せられます!

おすすめの袖

  • 肘が隠れる程度の7分袖や8分袖
  • 袖口が少しゆったりしているデザイン

ちょうど二の腕の一番太い部分が隠れて、でも重たくなりすぎません。

ぴったりした袖より、適度なゆとりがあるほうが華奢に見えます♪

お腹周りが目立たないシルエット作り

お腹周りのもたつきは、多くの50代女性の悩みですよね。

でも、隠そうとして大きな服を着ると、かえって太って見えることも...

ポイント
体にフィットしすぎず、でもだぶつかないシルエットを選ぶこと。

  • ストンと落ちるストレートなライン
  • ウエストの切り替えが高めの位置にあるデザイン

また、トップスの裾をボトムスに入れるか出すかでも印象が変わります。

お腹周りが気になるなら、裾を出してゆったり着るほうがすっきり見えます!

脚をきれいに見せるボトムス選び

脚のラインが気になって、スカートやスキニーパンツを避けていませんか?

実は、適度にゆとりのあるボトムスのほうが、脚をきれいに見せてくれます。

スカートの場合
膝が隠れる程度の丈がちょうど良いです。

膝上すぎると若作りに見え、膝下すぎると老けた印象になりやすいので注意しましょう。

パンツの場合
テーパードやワイドパンツが体型カバーに効果的♪
太ももはゆったり、裾に向かって細くなるテーパードシルエットなら、脚長効果も期待できます。


シーン別・上品なコーディネート

普段着でも品よく見せるコツ

普段着だからといって、適当な格好をするのはもったいない!
ちょっとした工夫で、カジュアルでも上品な印象を作れます。

おすすめコーデ
デニムパンツ + シンプルなブラウス

Tシャツより襟のあるシャツのほうが、きちんと感が出ます。

足元も、スニーカーよりパンプスやローファーを選ぶと、ぐっと大人っぽくなります♪

カジュアルな中にひとつだけきれいめのアイテムを入れると、バランスが取れます。

きちんと感が求められる場面では

仕事や改まった場での服装に迷う方は多いですよね。

そんなときは、シンプルなワンピースやセットアップが便利です。

選ぶときのポイント

  • 色は紺やグレーなど落ち着いた色
  • デザインは装飾の少ないシンプルなもの
  • アクセサリーは控えめに

小ぶりのパールや一粒ダイヤのピアスなど、さりげないものが上品に見えます。

同窓会や食事会には

同窓会や友人との食事会は、カジュアルすぎず、でもかしこまりすぎない服装が理想的。

おすすめコーデ
きれいめのブラウス + パンツやスカート

華やかさを出したいなら、素材に光沢のあるものを選ぶと良いでしょう。

足元はヒールのある靴で、全体のバランスを整えます。

高すぎないヒール(3〜5センチ程度)なら、歩きやすくて上品に見えます♪


小物使いで上品さをワンランクアップ

バッグ選びで印象が変わる

バッグは意外と目につくアイテムです。

くたびれたバッグや、安っぽく見えるバッグは、全体の印象を下げてしまいます。

おすすめのバッグ

  • シンプルなデザインのレザー調バッグ
  • 本革でなくても、質感の良い合皮ならOK
  • 色は黒・茶・ベージュなどのベーシックカラー

形は、きちんとした四角いフォルムのものが上品に見えます!

靴が与える印象は大きい

足元は全体の印象を大きく左右します。

どんなに素敵な服を着ていても、靴が汚れていたりかかとがすり減っていたりすると台無しに...

気をつけたいこと

  • 靴は常にきれいな状態を保つ
  • 服装に合った靴を選ぶ
  • カジュアルな服装でも、きれいめの靴を合わせる

きれいめの靴を合わせるとぐっと上品になります♪
逆に、きれいめの服装にスニーカーを合わせると、バランスが崩れやすいので注意が必要です。

アクセサリーは「引き算」で

アクセサリーをたくさんつけると、華やかになると思っていませんか?

実は、50代の上品な着こなしには「引き算」が効果的です。

ポイント
つけるアクセサリーは1〜2点に絞りましょう。

  • ピアスとネックレス
  • 時計とリング

デザインはシンプルで、品質の良いものを選びます。

安価でも、きちんとした作りのものなら十分です!


上品な印象を損なわない体型との向き合い方

無理な若作りより「今の自分」を活かす

50代になって体型が変わったことを、ネガティブに捉える必要はありません。

大切なのは、今の自分に似合う服を見つけることです。

若い頃と同じ服を無理して着るより、今の自分を素敵に見せる服を選びましょう。

年齢を重ねた女性には、落ち着きや余裕といった魅力があります♪

その魅力を活かす服装こそが、本当に上品な着こなし。

無理に若く見せようとする必要はありません!

体型変化を受け入れたサイズ選び

体重が増えたり体型が変わったりすると、つい以前のサイズにこだわってしまいます。

でも、きつい服を無理して着ると、見た目にも体にも良くありません。

大切なこと
今の体型に合ったサイズを選ぶことが、上品に見えるための第一歩です。

サイズが上がることは恥ずかしいことではありません。

体に合った服を着ているほうが、ずっと素敵に見えます。

自分を責めるのではなく、今の自分を大切にする気持ちが、上品さにつながります♪


よくある質問

Q. プチプラでも上品に見せることはできる?

A. できます!

価格が安くても、選び方次第で上品に見せることは十分可能です。

選び方のコツ

  • デザインがシンプルなもの
  • 素材の質感が良いもの
  • 体に合ったサイズ

派手な柄物や装飾の多いものより、無地のベーシックなアイテムがおすすめ。

安い服でも、体に合ったサイズを選べば、きちんとして見えます♪

Q. カジュアルすぎると老けて見える?

A. 着こなし方次第です

カジュアルな服装が悪いわけではありません。

ただし、だらしなく見える着こなしは避けたほうが良いでしょう。

避けたいアイテム

  • スウェット素材の上下セット
  • 大きすぎるTシャツ

カジュアルでも、きれいめのアイテムを一つ取り入れるとバランスが取れます。

デニムにシャツを合わせる、スニーカーの代わりにローファーを履くなど、小さな工夫が効果的です!

Q. 何歳まで明るい色を着ていい?

A. 年齢で色を制限する必要はありません

50代でも、明るい色を楽しんで大丈夫です♪

注意点
顔周りに明るすぎる色を持ってくると、顔色が悪く見えることがあります。

明るい色を取り入れるなら、ボトムスや小物で取り入れるのがおすすめ。

また、パステルカラーより、少しくすみがかった落ち着いたトーンのほうが50代には似合いやすいでしょう。

鏡を見て、自分の肌に合う色を見つけることが大切です!